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2022.10.20

まさに、海の赤い宝石!?

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まさに、海の赤い宝石!?

食欲の秋!「2022年秋 食で旅する北海道」は、道北編!

 

10/12から始まりました「食で旅する北海道」も

いよいよ第2週目に入りましたーー!!

2週目でご紹介するのは、羽幌町の甘エビ(ホッコクアカエビ)です!

羽幌町といえば、何と言っても「エビ」です!

そんなわけで、9月のとある日に1泊2日で、エビを(エビだけを!)学びに羽幌町に行ってきましたー

 

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そもそも、なぜ羽幌町はエビで有名なのか、、、というと

羽幌から5~10時間の、天売沖にある「武蔵堆(むさしたい)」という

海底地形が及ぼす一帯が、エビの豊富な魚場を作りだしているため、

えび篭漁(かごりょう)が盛んな場所となり、羽幌漁港は有名なエビの水揚げ産地となっているのです。

ちなみに、羽幌漁港は、エビ以外にも、ホタテの稚貝、なまこ、鮭などの水揚げでも有名な場所です!

 

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エビ篭漁の漁船の中の1隻

ちなみに現在時刻、もうすぐ深夜0時に差し掛かる頃でした・・!

「エビ篭漁を知るには、夜遅い時間&朝早い時間だけど、良い?」と色々と今回のエビ合宿をアテンドいただいた関係者から事前には聞いてはおりましたが・・・

 

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日本海の荒波に出て行く、命を掛けた海の男達

エビ篭漁の漁期は、1年のうち、約10ヶ月間になります。

 

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篭の中には、鰊(にしん)が餌として入ってます

 

 

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エビを、種類はもちろん、サイズ別(大・中・小)に仕分けする船長さん

 

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一番右の方、無口ですが、良さそうなエビを見つけては、私に「食べな!」と次々と

渡してきてくれました!!

 

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エビ篭漁は、海から船揚げされると、すぐに船内の水槽へ移され活きた状態で

市場に卸されます。

目の前で、エビがとてつもなく、元気に動いていました!

鮮度抜群の証拠です!

そんな活きたエビを、無口ながら優しい船員さん達が、次々と私に手渡ししてくれたので、

エビの踊り喰いをしましたーーーー!!

こんな鮮度で食べれる機会は、まず無いと思うので、たまらない経験でした!!

 

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甘エビ(ホッコクアカエビ)

 

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シマエビ(モロトゲアカエビ)

 

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ボタンエビ(トヤマエビ)(トラエビ)

 

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イバラモエビ(ゴジラエビ)

 

ひとつ、エビの踊り喰いをしている私に疑問というか、想像と違ったことがありました!

それは、「殻がメッチャ剥きづらい!」&「甘くない、、、!?」のです!

何度も何度も、超鮮度の良いエビを食べても、「殻が剥けず殻込みで食べてしまう」&「甘さの印象も少ない」のです!!

ただし、食感は超絶に!プリップリッ!!ですごい弾力でした!

市場のプロに聞くと、

エビは、鮮度によって、食感と味が変化するもの。

新鮮獲れたてのエビは、赤さよりもむしろ透明、そしてプリップリッ食感ですが、実は、甘みが少ない。

少し時間が経過するとプリッとした弾力は無くなり、トロッとしたエビ本来の甘さが出てくる。

ということを体験とともに、実感しました。

まとめると、

・新鮮なエビは、身が透明で殻がとても剥きづらいが、それは、水揚げ直後のエビが水分を含んでおり、

殻と身が密着しているためで、時間と共に徐々に水分が失われ隙間ができると、剥きやすくなる。

・とろみの正体は餌を分解する「たんぱく質分解酵素」が筋肉を分解してできたもの。このとろみが甘エビの持つ甘み成分と一緒になり、甘さをパワーアップさせる。

 

そう言われると、甘さがむしろ少ないということこそが、

まさにこれ以上ない水揚げ直後の新鮮すぎる鮮度抜群すぎる、滅多に感じることができない

貴重すぎる味わい体験なんだと思い、、、堪らなかったですーーー!

 

昨今、きわめて、エビ漁の水揚げが減ってきている現状はあります。

そのため、価格も当然上がっていることも事実です。

しかし、今回のエビ合宿で思ったのは、そんな状況の中、

命を掛けて漁に出て、帰港後、ほんのわずかな休息をとり、その後、水揚げし市場で仕分け、

すぐに休むことなく、再び、日本海へ出ていく羽幌のエビ篭漁を行う方々を目の当たりにし、

価格は大事だが、それ以上に価値を伝えることの努力をもっともっと本気でしていくことが

もっと大事だと感じました。

 

エビちゃん、また羽幌に会いに行くねーー!1

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販売場所:地1階<魚の北辰>

*会期中であっても、水揚げ量次第で、販売が無い日もございます。

ショップ情報

ショップ名

生鮮売場

フロア
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カテゴリー
食品

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