鱈(タラ)と言えば「夏!?」
みなさん こんにちは。
突然ですが、鱈(タラ)と言えば冬のお鍋の定番。
なんで「夏に鱈?」と思われそうですが、ちょっと聞いてください。
単純な理由としては「この時期に道南のイカを中心に餌をたっくさん食べる!」ことが理由。
まさに「たらふく食べる」の語源とも言われるほど良く食べます。
また、タチや卵巣が成長していない分、まさに身に旨みが詰まっていて、身の旨さが全く違うそう。
たしかに柳葉魚もシャコもオスの方が身は美味しいですもんね。
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タラの競り
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タラ軍団
函館市の水産卸売市場に夏のタラを見学に行ってみたら、まあ、身がパンッパンなこと。
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見よ このお腹!もちろんタマゴは入っていません
でも、タラは北海道中で水揚げされますが、なぜ道南にこだわるのか?
なんでも道南の鱈の多くは一般的な「定置網・刺し網」ではなく「1本釣・延縄(はえ縄)」が多いそう。これは意外。
このような「釣り」で獲ったお魚は、前者に比べ魚体のダメージがはるかに少ないため、身の締りがピカイチ。
地元の人はこの時期のタラは刺身で愉しむ人も多いのも納得。
ワタシも20年ほど食品担当をしていますが、
夏のタラが美味しいことは初耳。
さらに道南のタラが「釣り物」であることも初耳。
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パッツンパッツンの鱈を見てご満悦な売場マネージャー
北海道の事で知らない事はまだまだありますが、「旬に勝る美味は無し!」ってことだけは知っています。
ほっぺタウンでは6月29日(水)からこの「道南夏タラ」を販売します!
フライやムニエルなど様々な料理で、旨みが凝縮された「旬の身の味」を是非お試しください。
<販売場所>
地1階 鮮魚売場 魚の北辰
<販売期間>
6月29日(水)〜
※状況により入荷しない場合があります