ディスカバリー北海道 美味しさの秘訣はこだわりの飼料と摩周湖の名水
生産者さんの熱い想いで作られた
北海道の食材をご紹介する「ディスカバリー北海道」。
以前のディスカバリー北海道企画で
はじめて紹介されてから
長年販売し続けている人気商品『星空の黒牛』。
その美味しさの秘訣を伺いに標茶町へ。
摩周湖の清らかな水を湛える広大な牧場。
ここで誕生したのが『星空の黒牛』です。
標茶町は人口約7,000人に対して牛が約50,000頭もいるそうです。
すごい比率ですよね。
今回お話を伺ったのは株式会社エフシーエスの常務取締役の藤原さん。
エフシーエスでは
約300ヘクタールの牧草を無農薬·無化学肥料で育て、
そこで育った安心で安全な牧草をたっぷりと与えています。
『星空の黒牛』の美味しさの秘訣一つ目は
牛を育てるのに欠かせない、研究に研究を重ねたこだわりの飼料です。
牛の種類·飼育段階·その日の体調等全てを考慮して独自の配分で最適な餌を与えています。
海外に牧場の技術ノウハウを提供する代わりに
現地で安全なパイナップルを育成し、
パイナップルの残差とデントコーンを混ぜ合わせた発酵飼料を使用しています。
そして、エフシーエスの進化は止まりません。
2020年にふん尿を飼料や燃料に変える
急速土着菌増殖乾燥システム(ERS)を導入します。
ふん尿を有効活用し、
発酵・乾燥で汚水を出さない事から自然環境保全の推進も行っているのです。
ERSのシステムを取り入れたのは、肉牛事業ではエフシーエスが全国初!
環境に配慮した農業が必要だと考えて導入されました。
そして『星空の黒牛』の美味しさのもう一つの秘訣は、
世界でも指折りの高い透明度で知られる摩周湖の清らかな水をたたえる地下水。
塩素など一切入っていない地下水の水温は約7℃。
ポンプを使用しなくてもパイプの中を勢いよく水が流れていました。
その24時間休むことなく汲み上げられた名水を
牛は一頭で一日に何と70ℓも飲むそうです。
このように豊富に流れている水を
牛が自由に飲める環境でした。
自由にのびのびと育てられた牛は
人懐っこく、初めて訪れた私達にも警戒せず近寄ってきてくれます。
牛は不安な状況で育てられていると
人を怖がって近寄ってきてくれないようなので、
安心して近寄ってきてくれるという事は
この牧場ではストレスなくのびのびと育てられているという証ですね。
このような牧場の環境と
摩周湖のきれいな水と考え抜かれた餌の徹底管理で、
脂まで美味しい肉本来の深い味わいが特徴の『星空の黒牛』が誕生します。
また、和牛との交配のため
ジューシーで歯ごたえのある赤身と、豊かなコクを持つ脂身のハーモニーで
飽きがこない味わいの牛肉です。
『星空の黒牛』は
〈肉の匠いとう〉にて販売中!
是非、この美味しさを味わってみてください。