情熱がすごかった!!【十勝加藤牧場】
札幌から車で約3時間ちょっと
雄大な景色が広がる帯広の【十勝加藤牧場】にやってきました
今回はお菓子売場「ルタオ」で使用されている「十勝加藤牧場のジャージー牛の乳」をクローズアップ!
取材前まで恥ずかしながら「ジャージー牛」って”茶色で可愛い顔の牛さん”、
”飼育しているところって少ないはず”。くらいの情報しか知らなかった私…
実際に加藤牧場にお邪魔して感じた情熱と驚きをみなさんにお伝えしたいと思います!
『100頭って少ない…って思っていたら違った!』
約100頭のジャージー牛を飼育・生乳出荷をしている【十勝加藤牧場】
実は日本で約10,000頭、北海道で約800頭、加藤牧場で約100頭
北海道の10%以上が〈加藤牧場〉出身のジャージー牛でした!
飼育数が少ない理由として、良質な生乳だけど、ホルスタイン種と比べて生産量が低いのと
肉牛として転用が難しいからってみなさん知っていました?
もちろん私は知らなかったです…
『追及したら「ジャージー牛」だった!』
とても人懐っこいジャージー牛 右は子牛ちゃん
飼育数が少ない理由を知った私が次に疑問に思ったのは「なんでジャージー牛?」
「そもそも牧場やろうと思ったきっかけって何?」と思い聞いてみました。
やさしい笑顔で答えてくれた〈十勝加藤牧場〉の加藤聖墾社長のお父様である加藤賢一会長。
「子供の頃に飲んでいた給食の牛乳は脱脂粉乳で美味しくなかったけど、
友達の牧場で飲んだ牛乳がすごく美味しくて大好きになって、
自分で育てた牛乳を飲みたい!って思ったことがきっかけ。」
とお話してくれました。
そこから追及していったら「濃いけど後味がスッキリしている」
乳成分が高いジャージー牛にたどりついたとのことで…!!!
昔から「小さいころからの夢を叶える人」ってすごいよな~と思っている私にとって
このお話が聞けただけで素敵!と思ってしまいました。
左から加藤聖墾社長と加藤賢一会長
(すごく丁寧にお話しいただき感謝です☆)
『土壌のこだわりもすごかった!』
人間と同じで美味しくないものは食べない。
”栄養バランスが大事”とのこと(そりゃそうですよね!)
美味しい牧草が育つよう乳牛の糞尿を有機肥料とした土壌の育成。
それを新鮮なまま保管するサイロをご自身で建築。
また近くの農家さんからいただく野菜も混ぜておいしい餌ができるそう。
今の時期はアスパラが入っていて秋にはかぼちゃが入っているんですって。
新鮮な牧草
会長ご自身で建築したサイロ
野菜も入った餌
『おいしい餌、ストレスフリーな環境から絞られる牛乳を使って』
自分の目の行き届く範囲で飼育されたジャージー牛の生乳を使用したスイーツ❤
ルタオ「フロマネージュ」 6個入 税込2160円
クリームチーズやマスカルポーネを使用した
ふわっとしたチーズムースをもっちりとした餅で包み、
ふわふわのクラムをまぶしました。
一口食べれば中から加藤牧場のジャージーミルクがトロっと溶けだし、
よりミルク感のある贅沢な味わいに変化します。
「ふわっ」「もちっ」「トロっ」と様々な変化が楽しめるスイーツです!