『山幸』を求めて?秋の十勝旅?〜十勝ワインブドウ園編〜
みなさまこんにちは!
札幌店和洋酒売り場 ソムリエの三浦です。
みなさまは 『山幸』 と言う葡萄を
ご存知ですか?
『やまさち』 と読みます。
十勝地方、池田町が発祥のワイン用葡萄品種。
令和2年11月に フランスの
O I V (国際葡萄ワイン機構)に
国際品種として登録されました。
日本では 甲州やマスカットベリーAに
続く国内3種目の快挙‼️
和洋酒売り場でも山幸を使ったワインは
とても人気です。
? 十勝ワイン 山幸 2020
750ml (税込)3,003円
今回、この山幸ワインの造り手
「十勝ワイン」さんのお誘いで、
山幸の収穫を体験して来ました!
売り場のスタッフと2人、秋の十勝旅です?
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札幌駅から15:50発の特急列車に
乗り込みます。
途中、列車が鹿と接触?!
30分遅れと、なんとも北海道らしい
アクシデントに遭遇しつつも帯広駅に到着。
帯広と言ったら駅すぐそばの屋台村
北の屋台が有名ですよね?
…しかし、葡萄の収穫は明日の早朝から。
誘惑にかられながらも早目にホテルに
入ります…?
翌朝、レンタカーで池田町へ向かいます?
いつも雨女の私ですが、この日は
みごとな十勝晴れ☀️
車窓からの雄大な眺めに
「はて〜しぃない〜」
かの有名なあの曲が頭の中に流れてきます。
30分程で十勝ワインブドウ園のシンボル
ワイン樽のモニュメントが見えて来ました。
畑に到着です。
山幸の樹です。
十勝ワインの職員さんが出迎え、案内して
下さいました。
収穫の方法を教わります。
鋏を使って未熟な実や傷んだ実を丁寧に取り
除きます。
この日は「ジュエル オブ トカチ」という
高級ワイン用の山幸が収穫されていました。
このワイン用の葡萄は特に丁寧な選果が
必要との事。
心して作業開始です?
初めは実を潰さないように恐る恐る…
山幸は直径1センチ程の黒みがかった
小粒の葡萄です?
食べてみると ん〜甘い‼️
今年は夏が暑かったのでとても糖度が高いの
だとか。
でも山幸は甘いだけではありません。
しっかりと酸味もあります。
そして独特の土っぽさとコーヒーの
ような香りがほのかにあります。
緑色や薄い色の未熟な実がありますね。
一粒一粒取り除いて完熟した実だけにします。
地道な作業です。
数房収穫しているとだんだん手際が良くなって
きます。
黙々と作業が続きます。
1時間半程でやっとカゴが一杯に。
中腰の作業はなかなかの辛さでした。
一日中作業されている職員さんの
ご苦労を考えると頭が下がります。
そしてワインは自然と人の手がつくる
農産物なのだと改めて感じたのでした。
今回収穫した葡萄がワインになるのは
約3年後だそうです。
長い時を経てどんなワインに仕上がるのか
楽しみです✨
葡萄畑を後にして次は
池田ワイン城へ向かいます‼️
?秋の十勝旅?〜池田ワイン城編〜は
次回のブログにて!